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燭台、線香立て

灯りと香りに寄り添う、静かな黒の造形。

日本古来の「巴(ともえ)」の造形を、静かな黒一色に落とし込んだ香皿と燭台。 ずっしりとした鋳鉄(ちゅうてつ)の重みが、炎のゆらぎと立ち昇る煙をしっかりと受け止めます。 おりんの音色とともに、空間に灯りと香りを添え、日々の営みに豊かな余白をもたらす端正な道具です。

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Design

空間を引き締める、無垢なかたち。

渦巻く水を象形した日本古来の文様「巴(ともえ)」をモチーフにした、無駄のない造形。火を扱う道具に、あえて火除けの意味をもつ「水」の意匠を取り入れることで、自然への畏敬の念が静かに宿されています。装飾を省き、落ち着いた黒を纏った鋳鉄製の香皿と燭台。ふたつの巴が静かに寄り添うように並ぶとき、その端正な姿は空間に深く馴染み、確かな調和を生み出します。

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Story

約千年の歴史と「引き算の美学」が宿る道具。 

平安後期から約千年もの間、職人たちが受け継いできた山形鋳物。江戸時代に誕生した鋳物の町「銅町」の工房で、一つひとつ手仕事で作られています。鋳型づくりの「型挽き」や、きめ細かな肌にする「肌打ち」といった独自の技術を用いることで、鋳物らしい重厚さを持ちながらも薄手で繊細な肌合いを実現しています。装飾的ではないその姿は「引き算の美学」とも呼ばれる静謐さを持っています。職人の手仕事から生まれる確かな重みが、使うほどに空間へと深く馴染んでいくプロダクトです。

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Culture

歴史ある香りの文化を、現代の日常へ。 

日本のお香文化は仏教の伝来とともに発展し、仏事や神事、そして日常の香りとして親しまれ、江戸時代には広く庶民にも普及していきました。そうした歴史ある精神性を、現代の「瞑想」や「心を整える時間」として自然に取り入れられるよう、和ローソクと線香のためのミニマルな道具へと再解釈しています。

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Sustainability

古鉄と新鉄を巡らせる、循環と強靭さの両立

伝統的に2種の古鉄と新鉄を絶妙に混合することで、素材の強靭さと薄さを両立させています。堅牢な鋳鉄で作られたこの道具は、生涯を通して使い続けられる高い耐久性を持っています。また、古鉄を新しい道具へと生まれ変わらせているように、長く役割を全うした後は再び溶かして別のかたちへと再生できる循環型の素材でもあります。使い捨てではない、過去から未来へと命をつなぐ道具としての誠実なあり方を体現しています。 

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Ritual / NEZEN LIFE

炎と煙のゆらぎから、心地よい余白を。

空間を澄み渡らせたいとき、燭台に和ローソクの灯りをともし、香皿に線香を設える。静かな炎と一筋の煙が織りなす造形が、心を落ち着かせる準備となります。重厚な黒い巴のうつわのなかで灯りと香りが満ちたとき、豊かな「余白」の時間が生まれます。

寝具

おりん

おりん布団

柝、おりん棒

燭台・線香立て

お香

​和蝋燭

作務衣

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