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​お香

静寂のなかに立ち昇る、純粋な香り

日本に伝わる、香りを「聞く」という細やかな感性。草根木皮(草・根・木・樹皮)から生まれた香りを、2種類用意しました。穏やかな香りと、静かに立ち昇る一筋の煙が織りなす造形。ゆっくりと広がって、日々の暮らしに豊かな余白をもたらします。

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Design

香りと煙が織りなす、静かな時間

デザインしたのは、ふたつの香り。ほのかに甘く、ふくよかな白檀。そして、奥深い余韻をもたらす沈香。白檀は小枝のような落ち着いた色。沈香は雨に濡れた土のような深い色。自然の素材だからこそ生まれる違いです。火を灯したときに現れる、一筋の煙のゆらぎもまた、心を整えるデザインの一部です。揺れながら姿を変える煙が、一度限りのフォルムを描きます。どんな空間でもノイズにならないように、装飾を省き、白い紙箱に収めました。

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Story

香りを挽き、調合し、かたちにする

香木と樹皮を挽いて、粉末にする。そこに水を加えて、均一になるまで練り上げる。練った生地を細長い棒状に伸ばし、ゆっくり乾燥させる。一見するとシンプルな工程だが、実は奥が深い。すべての工程に職人の技術と経験が必要であり、特に配合は門外不出にされる。江戸末期から香原料づくりに取り組んできた工房で、天然の材料だけを調合し、香木の持ち味を引き出した、職人の探求心が宿る香りです。

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Culture

空間を清め、香りを聞く日本の感性

香りは古くから、心を鎮めるための道具として使われてきました。音に耳を澄ますように、立ち上る香りを静かに受け取る。大地が育む木に秘められた自然の気配に心を通わせ、意識をほどきます。線香は、時を刻むものさしにもなります。線香一本に火を灯し、ただ静かに座る―座禅。ほのかな香りの中で時間を手放し、煙が消えて、香りが和らぐとき、座るのを終えます。連綿と続く日本の香りの感性を、現代の夜へと紡いでいます。

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Sustainability

自然の恵みを、用途に合わせて無駄なく取り入れる

自然の恵みである植物だけで作りました。材料は天然香原料と炭粉、タブノキの樹皮。人工的な香料、糊剤は使用していません。着色のための染料も加えていない、素材本来の色。その日の気分によって、線香を折って調整ができるように箱の中には燃焼時間の目安を記した紙を添えています。自然の香りを、どうぞ無理なく、日々の暮らしに。

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Ritual / NEZEN LIFE

自然の香りから、心地よい余白を

空間を澄み渡らせたいとき、香を焚く。気持ちを落ち着けたいとき、火を灯す。ゆらゆら揺らぐ煙の造形と、やさしく穏やかな香りに導かれ、今日という時間を超えて、空間は静寂へと移ろう。おりんの澄んだ音色が重なるとき、時の輪郭がさらにやわらぎ、豊かな「余白」の時間が広がります。

寝具

おりん

おりん布団

柝、おりん棒

燭台・線香立て

お香

​和蝋燭

作務衣

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